赤ちゃん連れの帰省の持ち物リスト|飛行機移動の体験つき
赤ちゃんを連れた初めての帰省は、荷物のことを考えるだけで気が重くなります。何が要るのかわからない、足りなかったらどうしよう、でも全部は持てない。この記事では、持ち物をそのまま使えるリストにまとめ、荷物を減らす考え方と、実際に帰省してみてわかったことを紹介します。
わが家の初めての帰省は、子どもが生後 4 か月のときでした。飛行機と電車を乗り継いで 2 時間半ほどの実家に、6 泊しています。この記事の体験談は、そのときのものです。
荷物は 3 つに分けて考える
全部を持って行こうとすると、荷物はすぐに限界を超えます。最初に、必要なものを次の 3 つに分けると楽になります。
- 持って行くもの: 移動中に使うものと、替えがきかないもの (使い慣れた哺乳瓶、薬、母子手帳など)
- 現地で買う・送っておくもの: かさばる消耗品。おむつ、おしりふき、ミルクは、帰省先のドラッグストアで買うか、ネット注文で直送できる
- 実家に頼むもの: 寝る場所、布団、部屋の暖かさなど、物ではなく環境のこと
わが家は、ミルクとおむつを最初から「現地で買う」と決めて出発しました。
6 泊分のおむつとミルクを持って行くと、それだけでスーツケースが埋まります。持ち歩くのは移動中と到着した日に使う分だけにして、残りは現地で調達するのが現実的です。
赤ちゃん連れの帰省の持ち物リスト
これは「全部持って行くべきもの」の一覧ではなく、自分の家の荷物を思い出すための見本です。月齢や移動手段、泊まる日数に合わせて、当てはまるものだけを自分のリストに書き写してください。
移動中の手持ちバッグ
- おむつ (移動時間 + 予備)
- おしりふき
- おむつ替えシート
- 使用済みおむつを入れる袋
- 着替え 1〜2 組
- ガーゼ・スタイ
- 授乳ケープ
- 抱っこ紐
- おくるみ・ブランケット
- お気に入りのおもちゃ
ミルク・食事
- 哺乳瓶
- 小分けにした粉ミルク (移動中 + 到着日の分)
- お湯を入れた水筒
- 湯冷まし用の水
- 哺乳瓶の消毒用品
- 離乳食・スプーン・食事用エプロン (始まっていれば)
衣類・寝るとき
- 肌着・服 (日数分 + 予備。洗濯できるなら少なめに)
- パジャマ・スリーパー
- 靴下・帽子・上着 (帰省先の気温に合わせて)
- 使い慣れたタオルやおくるみ
- 洗濯ネット・赤ちゃん用洗剤
おふろ・ケア
- ベビーソープ
- 保湿剤
- 爪切り
- 綿棒
- 体温計
- いつも使っている薬
書類
- 母子手帳
- 健康保険証 (資格確認書)
- 乳幼児医療証
- かかりつけ医と帰省先の小児科の連絡先
現地で買う・送っておく
- おむつ
- おしりふき
- 粉ミルク・液体ミルク
- ベビー用の飲み物・おやつ
実家に事前にお願いする
- 赤ちゃんが寝る部屋と布団
- 部屋の温度・湿度
- 手の届く場所にある危ないものの片付け
- 預けるときのためのミルクの分量と時間の共有
- 沐浴・おふろの段取り
このリストは、ふたりで見られる場所に置くと続きます。くらしごとを登録せずに試してみる
乳幼児医療証は、お住まいの都道府県の外では窓口で使えないことがあります。帰省先で受診したときの扱い (あとから払い戻しを受ける手続きなど) は、お住まいの自治体の案内を確認してください。
いちばん助かった「機内持ち込みセット」
飛行機や新幹線では、預けた荷物や棚の上のスーツケースに手が届きません。移動中に使うものは、座ったまま片手で取り出せるひとまとめにしておくと、慌てずにすみます。
助かったのは、ミルクセットをひとつのケースにまとめたことです。小分けにした粉ミルク、哺乳瓶、お湯、水を、無印良品で買ったケースに入れました。そのケースを、おむつを入れた小さめのトートバッグに入れて、機内持ち込みセットにしています。これを用意しておいて助かりました。
機内に持ち込めるお湯や飲み物の扱い、機内で受けられるサービス (お湯の提供、おむつ替えのできる化粧室など) は、航空会社や路線によって違います。予約した航空会社の「赤ちゃん連れのお客様」向けの案内を、事前に確認してください。
実家には「物」より「環境」をお願いする
祖父母は孫を迎える準備に張り切ってくれますが、何を用意すればいいかは、聞かれないとわからないものです。こちらからお願いしておくと、お互いに楽になります。
事前にお願いしたのは 2 つです。ひとつは、赤ちゃんが寝る部屋と布団の確保。もうひとつは、滞在中に夫婦だけで出かけて預ける時間があったので、ミルクの分量と飲ませる時間を伝えておくことでした。
ミルクの量や時間、寝かしつけの流れは、ふだん世話をしている人の頭の中にしかありません。預ける予定があるなら、口頭で伝えるだけでなく、あとから見返せる形で書いて渡しておくと、預ける側も預かる側も安心です。
準備は 2 週間前から少しずつ
わが家では、2 週間ほど前から妻が少しずつ調べ、必要なものを買い足していきました。
- 2 週間前: 持ち物を書き出す。買い足すもの、実家に頼むことを決める
- 1 週間前: 買い足しを終える。消耗品を送るなら手配する。実家にお願いごとを伝える
- 前日: 預ける荷物を詰める。手持ちバッグの中身を確認する
- 当日の朝: 直前まで使うもの (哺乳瓶、充電器、お湯) を入れる。ここが一番忘れやすい
リストは、ふたりが見られる場所に置くのがおすすめです。片方だけが把握していると、もう片方は何が入っているのか、何がまだなのかがわかりません。そして使い終わったリストは捨てずに残しておくと、次の帰省のときにゼロから考えずにすみます。
準備してもうまくいかなかったこと
正直に書くと、持ち物をそろえても、当日は計画どおりには進みませんでした。
搭乗の直前に空港でミルクを飲ませるつもりでしたが、空港の中でお湯をもらえる場所がわからず、結局は機内で飲ませることになりました。機内でも、離陸のころに飲ませるとよいと調べていたのでそうしようとしたのですが、離陸までに思ったより時間がかかり、離陸の直前に飲み終わってしまいました。
機内では泣いてしまい、何度か立って抱っこすることになりました。機内でのおむつ替えも、揺れるうえに狭く、大変でした。
ここから言えるのは 2 つです。空港の授乳室や調乳用のお湯の場所は、当日に探すのではなく、事前に空港のフロアマップで調べておくこと。そして、赤ちゃんのタイミングは計画に合わせてくれないので、うまくいかなくても自分たちを責めないことです。持ち物リストが助けてくれるのは「忘れ物をしない」ところまでで、その先は、その場でなんとかするしかありません。
まとめ
赤ちゃん連れの帰省の荷物は、「持って行く・現地で買う・実家に頼む」に分けると減らせます。移動中に使うものは、片手で取り出せるひとまとめに。準備は 2 週間前から少しずつ進め、リストはふたりで見られる場所に置いて、次の帰省のために残しておいてください。